特性

口が達者な奴には気をつけろ。

ペースに呑まれて、いつの間にか操り人形になるから。

 

口が軽い奴にも気をつけろ。

"ここだけの話"なんていうものは、奴らには存在しない。

 

八方美人に気をつけろ。

いざというとき、彼らは一緒に戦ってはくれない。

 

マシンガントークに気をつけろ。

あっちはキャッチボールという言葉を知らない。

 

自分と違う意見を受け入れられない奴に気をつけろ。

権力者であるほど厄介度は増す。

 

 

 

いろんな事柄に名前がついて、世の中の解像度が上がったと思うことがある。

HSPがまさにそれだった。

 

子供の頃から、気を遣う人と会うのは疲れる。

(人から見たら)些細なことで傷付き引きずって、ひとりを好む。

 スプラッタ系の映画は、自分まで痛い目に遭うような強いストレスを感じて見られない。(悲しいニュースも)

自己肯定感の低さ、共感能力の高さ、疲れやすさ。

こういう生きづらさを言語化されたとき、ああ自分はこれだったんだ。と思った。

 

できることなら愛嬌があってメンタルの強い社交性のある人間になりたいものだけど、この特性は、この先も続いていくんだろう。

他人をカテゴライズして、警戒するなんて悲しいけど、わたしにとって世の中は曲者だらけだ。

別に自分を大きく見せる必要もないから、理解して上手に守ってあげようと思った。